「町の中で浮かない、でも同じような建物ではない」「究極の普通の家」といったキーワードを基に、U様がイメージした、シンプルな箱が重なったような佇まいの家は、周囲の家にはない雰囲気がありながらも砂川の町に驚くほど馴染んでいます。「仕事を通じて『季節をめぐる』ことに触れ、多忙な自身の生活を振り返ったとき、季節を感じる世界観を大切に暮らしたいと思ったんです」そんなU様のこだわりが詰まった家が完成しました。
イメージパースで確認しながら居心地よく懐かしい雰囲気に近づけていったダイニング。
メイクアップアーティストとして活躍されているU様の、第二のアトリエとして、都心中央部の仕事場と環境を合わせるように作られています。階段のトップライトから空と木が見え、部屋全体に差し込む光に木々の緑と、自然も感じられる空間です。
広く使い勝手の良いユーティリティがあり、U様ならではの工夫が見られます。上部には窓があり、光が差し込む明るい空間となっています。
浴室はタカラスタンダードのグランスパ。ホワイト系でまとめている中に、サッシのブラックが引き締め色になっています。
ご両親やご兄弟とその家族を招いてワイワイ楽しく、一つに集まれる家は、居心地がよくて離れがたく感じるほど素敵な場所になりました。
夜の外観はまるでライトアップされているような雰囲気があります。朝から昼、夜と一日を通してずっと気持ちの良い家になっています。
施主様お気に入りポイントの一つは、照明のスイッチ。金属の質感が工業的でありながら、レバーやプレートの意匠がとてもおしゃれです。
こちらは実は、営業担当の山田と工事担当の奥山が手作りしたもの。細かいところまで一つ一つ丁寧に作り上げました。
階段は「軽快に、軽やかに」というご希望を叶える案を何度も検討し、見た目と強度を両立させたデザインが完成しました。アイアンと木の組み合わせは抜け感のある印象です。
大きすぎず小さすぎず、昔の日本の建物についていたような繊細な窓枠を探していました。風致区域のため、防火窓にする必要があるという課題の中で特注で作るのではなく、単体の窓3枚を組み合わせるというアイデアで一つの窓にしています。
ご両親が完成した家を見て「はじめての感じじゃないね」と言ってくれことが嬉しかったというU様。
グッディーホームとのご縁は長く、社長の卯月と同級生であったことから、起業する際に会社のロゴマークを作っていただいたことから始まっています。そこから20年近く経ち、今回のプロジェクトがスタートしました。U様のブレない芯と明確なビジョンをどうやって実現していくか、何日も何十時間も打ち合わせを重ねました。どんなことでもできませんとは決して言わず、みんなで試行錯誤しながら作っていった、一つの作品のような家になりました。
山田 明智
打合せでは、この土地で生まれ育ったU様と卯月の幼少期の思い出から始まり、U様のお仕事に対する考え方や想いなど、家に関すること以外の話も沢山させていただきました。
「会社」と「お客様」というだけの関係では、この雰囲気の家にはできなかったと感じています。この一番町の家は、U様が温めた物語をグッディーホームが具現化した、まさに「共作」して出来た家だと思っています。
良い家とは作り込むものではなく、良い共作関係で醸し出す空気を家がまとい、その土地にある豊かさに気づかせてくれるような心安らぐ空間のことだと思います。