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中野区T様邸『想い出と木のぬくもりあふれる自慢の我が家』

BEFORE

再建築不可の住宅でどこまでキレイに安心、安全な住まいになるか不安

AFTER

懐かしいけど新しい温もりある快適な住まいに

LDK

ゆっくりくつろげる空間として畳コーナーを設け、その下には引き出しを造作。もともと天井があった部分は吹き抜けとし、梯子で小屋裏に荷物が置けるようにしています。スペースがない分、段差や高さを利用して収納を確保するだけでなく、畳を設け、天井に羽目板を施工することでデザイン性と温もりがプラスされました。ゆったりとコーヒーを飲みながら団らんできるスペースが生まれました。

LDK

お気に入りの小物や子どもたちの想い出の品を大切にしているT様。壁をニッチの棚にすることで余計な収納を置く必要がなくスペースを最大限に活用することができます。窓も座れる高さの出窓にして限りある空間を少しでも広くなるように工夫しています。開口した天井、羽目板の効果もあって窮屈さが軽減されより温もりある空間に。

キッチン

キッチンはステンレス、シルバー系でまとめ、カップボードには木目を選びました。無機質なかっこよさだけではない温かみを取り入れてリビングダイニングとのつながりを意識しました。

洗面所

ミッドセンチュリーモダンがお好きな旦那様と照明について何度も検討を重ね選んだ洗面化粧台。洗面台をタイル仕上げとし浴室床タイルの重厚感と釣り合う雰囲気に。壁にはエマウォールを施工することでデザイン性と清掃性・機能性を高めています。

トイレ

もともと一つだったトイレを２つにしました。２階のトイレは風通しと空間に明るさをもたらすために窓を新設。白を基調としたレストパルはお気に入りのクロスを引立ててくれるインテリアのような存在に。

室内窓

造作のフォトフレームを壁に埋め込み、お父様が趣味で書いていた絵を取り込んだインテリアに。１階に光が降り注ぐ窓としても大活躍。

相続したご実家と元々住んでいる自宅、二つを所有することになったT様。ご実家と今住んでいる住まいどちらかを賃貸に貸し出すことをご検討されていました。ただ、リフォームについて何も分からないので、『まず、リフォームで何が出来るのか教えてほしい』という形からスタートしました。まず、『新耐震までにはできないが、今の住まいより補強によってより長く安心して暮らせる住まいになること』『外壁を全て解体しなくても、断熱工事ができ、間取りも変更できること』を過去の施工事例を写真を交えながらご説明しました。お話しをお伺いする中で、ご両親に対する想いを深く感じたため、リフォームに使用できるご実家の小物などのお話しもさせていただきました。ご実家のリフォームプランをご覧になり、水廻りを1階から2階に移動出来ないと思っていたＴ様は、プランに感動し、ご実家を全面的に改修し、家族と住まうことを決断されました。常にT様と深くお話をするうちに『できないかもしれないけど…こういったこともできますか？』と色々なお考えを伝えてくださるようになり『一緒に住まいを考えデザインする』という感覚で打合せ・工事を進めることが出来ました。