皆様こんにちは!三鷹店店長の山田でございます。
暖かくなって春本番となり、今年は桜が長持ちしてますね!!
皆様いかがお過ごしでしょうか??
今回は、当社の選りすぐりの建築マニア達と、清水建設さんが令和の大移築をしました「旧渋沢栄一邸」の視察に行ってきました!こちらは限定公開となり、なんと抽選に当選して見学ツアーに参加することが出来ました!!
(早くも今年の運を全て使い切ってしまった男)

「渋沢栄一」の説明不要だと思いますが、建物について清水建設さんの説明文をそのまま記載させていただきます。
【旧渋沢邸は、「日本近代資本主義の父」と称される渋沢栄一と子、孫、曽孫が四代にわたり暮らした住宅です。その中心にある「表座敷」は、渋沢栄一が居宅を構えた東京府深川福住町(現 江東区永代)にて、明治11(1878)年に竣工しました。設計施工は、清水建設の二代目店主 二代清水喜助です。
数度の移築や増改築を経て、今回江東区潮見の地に3度目の移築を行い、江東区指定有形文化財に指定されました。清水建設は、旧渋沢邸を日本近代住宅史における貴重な建造物として保存・公開し、次代に継承していきます。】
引用元:https://www.shibusawa-residence.jp/about/

さて、財布には一万円札(渋沢栄一)しか入っていない社長と、櫻田常務、工事部の西田と見学をさせていただきました。(本当はちゃんと小銭も大切にしてますよ!)

設計者の意図や意志が良い空気感を漂わせている建物でした。本当にパワースポットみたい!!


マニア二人が真剣な顔で・・・(photo by 櫻田)

最後には、ポストカードのお土産も頂きました。
ご興味ある方は是非一度!!

建築マニアたちはそれでも飽き足らず、帰りに近くにある旧岩崎邸も見学して参りました!!工事部西田の推しのジョサイア・コンドルの建築です!!
(西田は過去に既に3度も行っているそうです、完全にマニアですね!?)



改めて、建物は大切に使えば長持ちするという実感と、日本人の心にある「もったいない」という一言で言い表せるこの感情が本当に大切だと思いました。使えるものを大切に長く使うということはリフォームの根底になると思います。
名建築と呼ばれる建物は戦火や取り壊しの危機など、いくつもの災難をのがれ、多数の人の保存、保全の苦労の積み重ねで現在にもその美しい姿が残されています。当時の家主や設計者の想いが共作となり見た目のデザインだけでない空気がそこには流れていました。感じることは人それぞれかと思いますが、良い家とはそんな意味の詰まったものであると改めて感じることが出来ました。
